今度あるスタートアップのCEOになるTさんに「スタートアップをやるにあたって読んでおけっていう本はありますか?」という質問をされたので、とりあえずこのあたりは読んでおいたらいいんじゃないかな、という本を列挙します。(最終更新:2014/05/08)
スタートアップ本
スタートアップするならまずスタートアップ本を読みたいですよね!ノウハウもやる気も詰まった本をどうぞ!
スタートアップ・バイブル シリコンバレー流・ベンチャー企業のつくりかた
シリコンバレーのベンチャー・キャピタルであるフェノックスのCEOが日本人のために日本語で書下ろした(!)スタートアップ本。かなり具体的に書かれているのでぜひ最初に読みたい本。なお、このブログの記事 日本のベンチャーキャピタル(VC)さんをまとめてみた にも書きましたがフェノックスは日本のIMJと一緒にIMJ FenoxというVCをアジア/日本で展開しています。
ガズーバ!―奈落と絶頂のシリコンバレー創業記 (Impress business books)
2000年くらいのネットバブル崩壊直前の話。読み物なのでスラスラ読めると思います。読むとスタートアップの世界に魅力を感じ、やる気が出るという効能があります。また、「クチコミでプロダクトが広がるには?」、という問いへの答えも書いてある本です。その答えは今でも有り難く使わせて頂いております。
リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
スタートアップの正しい仮説検証のやり方概論編。
Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)
スタートアップの正しい仮説検証のやり方実践編。
スタートアップ・マニュアル ベンチャー創業から大企業の新事業立ち上げまで
まさにマニュアル。とりあえず一冊読んでからスタートアップを始めてみましょう。
個人の技術を磨く系の本
チームの力を高めるには個人個人のスキルやマインドセットの向上は必須ですよね。こちらを読むと底上げされると思います。
新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術
抜け漏れが無くなる(MECEが身に付く)、仮説思考が出来るようになるなどの効能があります。
7つの習慣―成功には原則があった!
パラダイムについての考え方、取り組み方を学び、仕事の優先順位をつけられるようになる効能があります。
朝4時起きの仕事術―誰も知らない「朝いちばん」活用法
仕事が出来ない半人前だと自分のことを思うなら、他の人の2倍働けばいいじゃないか的なミラクルソリューション本。これは誰でもいちばん効果が発言しやすいです。朝4時に起きるのなんて無理だって?「朝4時に起きても朝8時に起きても眠いものは眠い。起きるか起きないか、それだけ」だそうです。
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
こちらはフレームワーク本ですね。問題解決プロフェッショナルと同様にコンサル系の本ですが、フレームワークを持っていると考えがまとまりやすくなります。ツール系のソフトをPCにインストールするイメージで頭に入れておくと便利です。
スタートアップをやるにあたって「必須」かどうかはまったく分かりませんが、読んだ中で血となり肉となっている本をピックアップしてみました。
とりあえずね!また機会があれば更新します。