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不動産領域特化型アクセラレータープログラムReTech Accelerator Programデモデイレポート


不動産領域特化型アクセラレータープログラム「ReTech Accelerator Program」第1期生(2017年6月〜2017年9月)によるデモデイのレポート。

多数の応募から採択されたReTechスタートアップのうちデモデイ参加まで漕ぎ着けた3社、VC/エンジェル/ReTechスタートアップと協業したい企業幹部の方が参加した。

趣旨説明

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インベスターズクラウドCTOの松園氏

ReTech Accelerator Programを仕掛けたのは「TATERU」「Robot Home」「TATERU bnb」「TATERU FUNDING」「SMA・RENO」などを運営する株式会社インベスターズクラウド。不動産領域の中で新規事業を圧倒的なスピードで生み出して行く中で、現在以上に事業成長スピードを高めて行く手段の1つとして、スタートアップとの連携を進めており、その中で公募型のプログラムも開始した。
今回のReTech Accelerator Programは、インベスターズクラウドのCOO・CTOが自らスタートアップのメンタリングを担当し、不動産領域のスタートアップサービスのニーズの有無や勝ち方についてアドバイス、またその質も非常に高いものになっていることが特徴だ。また、スタートアップとのシステム/事業連携もスピーディーに検討・実行できるところも魅力だ。
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画像:メンタープレゼンテーションより

第1期生によるピッチ

matsuritechnologies株式会社:民泊マーケットにおける総合運用管理プラットフォーム

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matsuritechnologiesは、民泊市場における収益性改善および運営効率化のためのサービス「m2m」「nimomin」を提供している。来年施行される民泊新法により住宅宿泊事業者(民泊ホスト)側に届出義務や業務ルールなどの変更が起きることになる。既に民泊市場の管理ツール導入戸数ではNo1になっている。今後は180日規制のある民泊に短期賃貸などを組み合わせた「nimomin」に注力して行くということだ。

サービス概要

nimomin:既存の民泊を民泊新法対応民泊に作り変えるソリューション

2017年4月に制定予定の民泊新法に先駆けて開発された製品。180日以上の旅館としての営業を禁止する同法案をマンスリーマンションなど短期賃貸を組み合わせて既存の民泊を新法に対応した形に変換する。

m2m Systems:民泊向け業務効率化システム

業界最大規模の民泊物件を効率よく運営するためのシステム。1500物件以上の民泊に導入されており、毎月7000組以上(15000人—20000人)の旅客に対しチャットメッセージを通したコンシェルジュから清掃の管理まで幅広い業務を効率化する。

m2m Basic:Airbnb メール代行

問い合わせ・予約へのメール対応から、物件までの行き方、宿泊中の対応まで担当。より速く、より正確な返信対応を、国内最安価格¥14500〜 現在全国350物件以上対応中。

代表者:吉田圭汰

中学生の頃から複数事業を営み、高校進学時にはHP作成の受託を経験。その後早稲田大学に進学し在学中にソフトウェア開発のスタートアップであるSPWTECHを創業。女性向けキュレーションサービスをKDDI∞LABOにて開発し、売却。その後複数事業を立ち上げ黒字化させながら現在の注力分野である民泊分野でカスタマサポートサービスのairm2mを立ち上げる。同事業のシステム部分を核にスピンアウトしたmatsuritechnologiesを創業。創業から半年で0-1の事業を単月黒字化及び新規事業の展開を行う。

株式会社ASCAST:不動産賃貸・分譲向け追客システム

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ASCASTは、不動産業界における業務効率化を行うスタートアップ。彼らがまず手がけようとしているのは、物件問い合わせ後の追客の効率化だ。
現在仲介会社は、ポータルサイトからユーザーの問い合わせがあると、がメール返信や電話で連絡しているが、すぐに来店してくれるユーザーは20%程度で、それ以外は捨てている(追客していない)という現状だという。というのも、ほぼお客さんになる可能性が低い割に、自身で行なって行くには追客コストが高いからだ。(また、新規の問い合わせがどんどん来てしまうため、リソース的にも難しいという。)
ASCASTはそこにチャットを利用してASCAST側で顧客の囲い込みを行い、ポータルサイトからの問い合わせの内、来店に繋がらない80%の見込み顧客の10%程度を来店に繋げることを目標としている。

代表者:高田 雄大

大学在学中にインバウンド事業を行う会社を設立し譲渡したのち、2017年に株式会社ASCASTを設立。不動産業界で、チャットボットをベースとした業務効率化サービスを開発中。

株式会社Pictors & Company:初期費用不要で1ヶ月単位契約の賃貸マーケットプレイス

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Pictors&Conpanyは、初期費用不要で1ヶ月単位でお部屋を借りることができる賃貸マーケットプレイス『HouseStock』を運営する。学生や単身者など、数十万円かけてダサい家具や家電を揃えるよりは、ちょっと高くてもかっこいい部屋に住みたい(しかも、初期費用が無いので入りやすい!)というニーズに対するソリューション。
現在は長期賃貸市場では家具付きは少ないものの、民泊物件などでは家具付き物件は当たり前のため、これから賃貸物件も家具付きがどんどん出てくるというのがPictors&Conpanyの主張だ。
「モノを持たない時代」「シェアリングエコノミー」文脈のサービスであると言える。

代表者:水口史椰

1994年7月生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。2013年9月にAIESECの研修生として、フィリピンの教育系NGO団体でインターン。帰国後、大手家電企業にSIerとして勤めるなど、エンジニアとしての腕を磨く。2014年4月から、株式会社じげんの子会社の立ち上げに参画し、企画・開発・デザインなど総合的に携わる。2015年8月に株式会社Pictors & Companyを創業。

ラウンドテーブル

ピッチを終えたReTech Accelerator Program 1期生が投資家・協業を検討する企業幹部のテーブルを回りました。

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まとめ

ReTech Accelerator Programは、育成型のアクセラレータプログラム。不動産領域で育成型というのは国内では初めてのプログラムではないでしょうか。業界特化型ということで参加スタートアップにとっても「インベスターズクラウドさんの業界の中の人からの率直なアドバイスが非常にためになった」という意見が多かったプログラムでした。
不動産領域は業界特化と言ってもマーケットが非常に大きいので、スタートアップたちの今後の成長にも期待したいですね。

関連リンク

retechacceleratorprogram
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