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全ての起業家が作るべき20のリスト


あけましておめでとうございます、KORYです。新年にふさわしい記事を一つ。「20 Lists Every Entrepreneur Should Create(全ての起業家が作るべき20のリスト)」という記事で、オリジナルの著者はANDREW COHENさん。フラッシュカードを使った学習を支援するスタートアップBrainscapeの創業者であり、TechStarsのメンターなども務めている人物です。スタートアップの創業者がリストを作るべきだという考え方にとても共感し、実際に僕もリストを作って役立ったので、ANDREWさんに許可を取って翻訳させていただきました。

それでは、どうぞ。

======以下、翻訳======

私はスタートアップの創業者として自分自身の成長のことで頭がいっぱいなので、「成功する起業家に最も共通する5つのポイント」のようなタイトルのブログ記事を僕はよく読む。こういった記事では情熱、粘り強さ、ひらめき力、人材を見る目、データドリブンな考え方、コミュニケーション能力、チームを長期ビジョンに向かって駆り立てる能力なんていう特性が引き合いに出されている。

しかし、誰もブログで書いていないが超クリティカルな起業家スキルはこれだ。リストマネージメント。

このスキルはセクシーなものには聞こえないかもしれないが、今の努力を成功につなげてくれる全てのリソースとプロジェクトのリストを育てずに成功できる起業家がいない。リストっていうのはスプレッドシート形式だったり、Evernoteファイルだったり、連絡先リストだったり、Salesforceファイルだったり、Dropboxフォルダだったり、Trelloボードだったり、紙のTODOリストだったり、形式は多岐にわたる。

リスト管理方法の好みはそれぞれだが、リスト管理の最初にこれらの3つのことを必ず意識しなければならない:

①いつ新しいリストを作るのか
②それぞれのリストに何をちょっとずつ追加していくべきか
③リストの中で何を優先し行動していくべきか

以下は僕がBrainscapeを創業して2~3年で作り上げたリストのうちの20個ほどの例であり、人系リスト集とTODOリスト集に分けた。もしこれらのリストでまだ作っていないものがあれば、すぐ作ろう。

人系リスト(People Lists)

1. 既存投資家と既存アドバイザーのスキルセットリスト

既存投資家のスキルセットのリストを作り、ある領域のアドバイスをお願いしたり依頼を出すときに誰に連絡するべきかわかるようにしておくべきだ。(例:メディア領域で動いている投資家にPRの手助けを依頼する)投資家にあなたのスタートアップに携わってもらい、時々個人的にキャッチアップして続けることでエバンジェリスト軍団を増殖させるためのシークレット・ウェポンになる。

2. 未来の投資家リスト(Potential investors)

ビジネスを運営している中で、あなたの会社にぴったりかもしれないエンジェル投資家やベンチャーキャピタリストの話を他の人から聞いたりメディア記事で見ることが出てくる。これらの人の情報を得たら、未来の投資家リストにすぐに追加しよう!まだ現在ファンドレイジングをしていなくても(あるいは、レイターステージの投資家に会うには”早すぎ”るとしても)こういった未来の投資家との会話のログをのこしていくことで次の資金調達電撃作戦の準備ができ、起業家人生は大きく楽になるだろう。

3. 既存のパートナーリスト

あなたのビジネスでコンテンツを持っていたり、配信パートナーがいれば、彼らとの継続的なコミュニケーションが重要だ。シンプルなスプレッドシート — パートナー名,特徴,パートナー社内の友好的キーマン,関係性に関するメモ — を作ることで、あなたがいつ彼らにエクスクルーシブなリークやホリデーカードや連絡を送るべきかを思い出す手助けになる。

4. 未来のパートナーリスト

将来パートナーシップを持地帯と考えている会社があるだろうか?ミーティングで誰かが将来のパートナーについて言及したりしただろうか? これは潜在的なパートナーリストを作る仕事だ。それが夢の紹介先の候補リストであれ、単に過去の会話をまとめたものでも、未来のパートナーリストはあなたの会社が企業開発行動を組織的なものにしてくれる。ただし、そのリストに書いてある人物がそのパートナー企業の中で正しいポジションの人であることを確認しておくべきだ。

5. M&A売却先企業候補リスト

1回のミーティングで買収が決まる会社はほとんどない。もっとも成功する買収はスタートアップと買収側企業の間での継続的な対話の結果生まれている。売却先企業候補リストを育て、そういった企業の中で正しいポジションの担当者に紹介してもらい対話のログを残していくことは結果的なExitにつなげるための重要な活動だ。ティップスとして、既存パートナーや潜在パートナーもM&A売却先企業候補なので、これら2つのシートも1つの企業開発スプレッドシートにマージしてしまってもいいかもしれない。

6. 記者リスト

自分の会社でいつ「賞賛されるストーリー」的な活動をすることになるかどうかはわからない。記者リストを作って、正しいタイミングで言葉を発しよう。定期的に連絡をとり(時々依頼もお願いしながら)、あなたの次のEメールに注意を払ってもらうようにしよう!

7. 知り合いたい記者リスト

あなたの業界について定期的に記事を書いている影響力のある記者が何人かいるかもしれない。そういった記者のリストを作ろう!僕の場合はTwitterのリストがこの活動に役立っている。彼らのポストにいつもコメントしたりリツイートやFavしていれば、彼らがそれに気づき、あなたとの会話の中であなたについて知ってくれるだろう。

8. 起業家仲間リスト

あなたの起業仲間はあなたの最も重要なアセットの1つになるかもしれない。彼らは内密なアドバイスをすることもできるし、キーとなる取り組みにおいて潜在パートナーのように動いてもらうこともできるし、あなたが開催するスタートアップイベントにも参加してくれるし、あなたが準備できさえすればターゲットとしている投資家に紹介してもらうこともできる。僕の場合はGmailの連絡帳を利用している。

9. 優秀人材リスト

将来資金調達ができたら雇いたいかもしれない素晴らしいAndroidエンジニアに会えただろうか?あるいは、あなたの会社を気に入ってくれて、あなたが連絡を取りたいと思うような将来の営業担当副社長に会えただろうか?もし会えていたら、絶対に連絡をとるのを止めるな。彼らを切り分けたコンタクトリストに入れよう。彼らのことが自分の会社で必要になるかもしれないし、彼らを友達の会社の探している職に紹介することになるかもしれない。

10. アップデート連絡先リスト

時に、あなたの会社のアップデートを投稿する際、情報に興味を示すであろう連絡先の全体に連絡を送りたい時がある。 (特に、売上を伸ばしたい時だったりPRだったり短期の資金調達だったりの時だ。) 最新連絡先リスト — 投資家、起業家仲間、記者、友達、時には家族まで — を持つことでこのプロセスはかなり楽になる。僕の場合はこのリストをGmailの連絡先のタグ機能で“General Updates”タグをつけて管理している。

スタートアップ創業者TODOリスト集(TODO Lists)

次は、スタートアップの創業者が持つべきTODOリストだ。スタートアップTODOリストはたくさんのフレイバーが楽しめる。

1. 短期的CEOタスクリスト

この2-3日でやるべきことのリスト。個人的にはGmailデフォルトのタスク機能を利用していて、iPhoneアプリでこのリストにアクセスできるようにしている。

2. 長期的CEOタスクリスト

いつかはやらなければいけにことリスト。僕はTrelloボードを使って管理している。僕は経営メンバーで座って毎月このリストの優先順位の再検討を行い、自分たちが正しいことに時間を使っていることを確認することにしている。

3. 短期的プロダクトタスクリスト

プロダクトチームが現在取り掛かっていることのリスト。これはあなたが自分の新しいアイデアでプロダクトチームを邪魔する前に何が重要なことなのかを自分で思い出すためのリストである。新しく言おうとしてることが緊急でなかったとしたら、プロダクトバックログに入れておこう。

4. プロダクトバックログ

これは、最終的に開発してほしい機能の一覧を入れておくリストだ。Brainscapeでは詳細な長期ロードマップを持っていなかった。1~2週間ごとのプロダクトバックログ評価と、どのアイテムを短期タスクに入れるべきかを話し合うスタイルの方が合っていた。

5. ペンディング中の対話アジェンダ

週次のチーム/個人とのミーティングで話すべき話題や論点。僕は全てのスケジュールされているディスカッションに対して2~3のアジェンダを持っていくのが好きだ。これらのアジェンダをデスクのノートパッドに書いて置いている。

6. Eメールボックス

アクションが必要なものに対応するためのリスト。最も成功している起業家たちは用が済んだメールをアーカイブしていくことに執心しており、メールボックスの中にあるものが短期のTODOリストになっている。長期プロジェクトのメールは他の形式のTODOリストにすぐに変換しておくか、スヌーズして後で戻ってくるようにする(BoomerangやGoogle Inboxなどを利用)べきだ。僕の個人的なゴールは、1日の終わりに受信箱をゼロにすることだ。(ほとんど達成できないが。)

7. ブログで書きたい記事リスト

ブログやLinkedInや他のメディアにゲストライターとして書きたいと思っている記事のネタリスト。頭に思いついたらすぐにこのリストに入れる。週次のブログタイムをスケジューリングして、そこにセットすることでこのリストから記事ネタを削除するか、空き時間ができた時に利用する。

8. マーケティングアイデアリスト

スローガン、広告キャンペーン、無料サンプル、コンテスト、プロモーション動画、メール爆撃、ブランドアンバサダー活動、その他マーケティングでやりたいことであればなんでもリスト。BrainscapeではGoogle spreadsheetを共有してチーム全員がマーケティングアイデアを追加したり閲覧して毎週のミーティングで優先順位を検討している。

9. 読みたい本リスト

小説やノンフィクションはあなたを幾ばくかでもより良い起業家にしてくれる。このリストは大体、消化するよりも早く増殖していく。どの人がその本をオススメしてくれたかを記録することはかなり使えるやり方で、それによってその本を読んだ時に誰に感謝を言えば良いかを思い出すことが (もし読むのが数年後になってしまったとしても)できる。僕はiPhoneのデフォルトのノートアプリをこのリスト管理に使っている。 他のtipsは「how entrepreneurs should read business books( https://www.entrepreneur.com/article/244392 )」を読んでほしい。

10. 未来のビジネスアイデアリスト(Future business ideas)

将来自分の現在の会社をもしいつかExitした時に、スタートしたい会社のアイデアのリスト。James Altucherが書いているように、楽しい時には “アイデア筋力” は弱くなってしまう。だから、いま苦しい時にアイデアが沸いたら、それを書いておこう!僕のリストは現在、数十のアイデアが書いてある。(ほとんどはバカなアイデアだけど、それでも記録しておく価値はある。)

終わりに

ここ数年起業家たちと多くの時間を過ごしてきて、最も成功する創業者たちというのは、人生のどんなことでもリスト化してリストを育て、管理している傾向にあると発見した。ADHD(創業家たちが実際患う傾向にある)に苦しんでいる創業家たちですら、一般的にみてリストを育てていくことに長けている。(もしかしたら学生時代、忘れやすさを補うためにそうする必要があったのかもしれない。)

もしあなたが自分のリストを作ることが苦手だと思うなら、僕が今日書いたリストを出発点としてコピーして使ってもらえれば、どんどんリストを作って管理することが簡単になっていくと思う。

自分オリジナルの起業家のリストがあれば、シェアしてほしい。

元記事:20 Lists Every Entrepreneur Should Create ( https://www.entrepreneur.com/article/244394 )
Image Credit: Justin Levy | Flickr

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