レッドオーシャンを後発でひっくり返そうとするスタートアップ:テクノロジーと”自分ごと”にする仕組みで英語学習(技能試験対策や学校での英語の授業)を変えるベストティーチャー


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久しぶりのインタビュー記事です。今回はインターネットテクノロジーを活用し、4技能試験対策や学校での英語の授業を変えるベストティーチャー代表の宮地さんにお話を伺ってきました。レッドオーシャンのインターネット英会話スクールでどうやって戦っていっているのか、その好調の秘密に迫ります。

ライティングレッスン+スカイプレッスンを24時間提供

ー 本日はお時間いただきましてありがとうございます。では、早速まずベストティーチャーについて教えていただいていいでしょうか。

オンライン英会話なら無料体験できるベストティーチャー

宮地:ベストティーチャーは150社くらいオンライン英会話スクールのうちの1校ですが、一番の特徴としては、『ライティングレッスンと、スカイプレッスンを24時間できる』というところが他のただ25分喋るだけのオンライン英会話と違うところです。

ライティングレッスンというのは、600シーン以上あるシーンの中から生徒さんが好きなシーンを選んで、そのシーンに関係する英語を外国人講師とオンライン上でやりとりをしまして、そのやりとりをしたものを外国人講師が添削したり、録音をして、音声を聞いて発音の練習をすることができたり、またそれをPDF化して、それが自分の教科書になるという。

まずスカイプで話す前に、しっかり自分の英語を準備してからレッスンに臨むことができるというところが一番の押しのポイントですね。そこで自分の教科書のようなものを作成して、それを練習して、スカイプレッスンのときに実践して、どんどんどんどん自分の英語として、身につけていくというようなサービスです。

あと他のオンライン英会話と違うところでは、ネイティブ講師の割合がとっても多いです。だいたいオンライン英会話の講師の方というのは多くの会社はフィリピンがメインになってくるのですが、ベストティーチャーは講師の国籍の割合的にネイティブが7割を占めておりまして、その他30か国以上の一流の講師陣というところで確認できます。
添削であったり本当にしっかりとした英語を学びたいという人にとってはかなり適したサービスになっている、質の高いサービスというところです。

ー コースの内容が他の競合サービスとは大きく異なるんですね。Best Teacherを開始されてからどれくらいなのですか。

宮地: 2011年に起業しました。サービスのリリースは2012年の5月11日です。これまでで2年半くらいです。

ー 今何人くらいやっているのですか。ベストティーチャーって。

宮地:今はインターンを含め17人ですね。

ー 結構大所帯なのですね。

宮地:オペレーションがすごい必要なビジネスです。24時間誰かしら対応させていただいています。

大手英語学習企業とも連携し、元々レベルの高かったカリキュラムのレベルを補強

ー 仮説検証はだいぶ進んでいると思いますが、現在の、のべ会員数で言うとはどれくらいなのですか。

宮地:のべ会員だと数万人くらいです。業界最大手の25万人と比べるとまだまだですが、抜くのは時間の問題です。

さきほどご説明したのは、ジェネラルコースというか日常会話を学ぶことができるレッスンでして、他にも英会話学習のプラットホームとして、Z会出版のトピックスピーキングという本があるのですが、トピックスピーキングの本の中にあるレッスンを実際のオンラインでできるというコースです。

宮地:トピックスピーキングもベストティーチャーと同じような内容になっていて自分の話したいことを英語に直して、それを話していけば自然と英語が喋れるようになるという、考え方が同じようなもの同士で提携して学習できるようになっているというのもありますし、他にもTOEFLの学習メソッドとして旺文社と業務提携しています。

宮地:TOEFLというのはTOEICと違って、ライティングのテストとスピーキングのテストがあるのですがなかなか自分で学習しても採点できないという悩みがあります。かと言って、通いのスクールに通うと値段が高くなってしまいますし、かつ時間が限られている学生さんであったり、特にMBAと取得される社会人の方にとっては、時間の調節が難しいことがオンラインならできるということで、ご好評いただいています。

宮地:またジャパンタイムズとも提携をしております。そこでは毎週毎週ジャパンタイムズの記事に関する高度な英語のやりとりを先生とできるという、レベルの高い英語を学びたいなという人向けのサービスも提供しています。提携は現在3社さん、もっと広げていくかもしれません。

現状は個人に加えて法人も導入が進む

ー 提携かなり動かれている、と。ターゲットとしてはビジネスマンなどの個人の方ですか?

宮地:ターゲットはもちろん個人の方もターゲットなのですが、それ以外も法人研修として導入していただいている企業も数十社かございます。法人研修にいれてもらうメリットというのは、やはり先ほども申し上げましたが時間のないビジネスマンにとってはオンラインで学習できるというのは、メリットにもなります。

宮地:人事の方であったり、英語学習を導入している部署の方が、具体的にこの人はどれくらいレッスンをやっているというのを、管理することもできますし。ベストティーチャーとのサービスの中で自分の作った英語をそのままPDF化できるということも申し上げたのですが、それを仮に一人優秀な方が作ったPDFを他の社員の方に共有することによって、その会社用の英語ができるというのもメリットとして、企業の方にインタビューをすると、そういうのがいいというふうによくお答えいただいております。

宮地:他にも教育機関向けにもサービスをやっております。具体的には、最近英語のグローバル化に敏感な私立の中高一貫校であったり大学で、外国人講師と話せるオンライン英会話を導入しているところがいくつかあるのですが、それと同じように正課授業であったり、課外授業であったり、授業としてベストティーチャーのサービスを導入していただくということもやっています。ざっくり説明するとこんな感じです。

ー ありがとうございます。いくつか質問してよろしいでしょうか。まず今一般的なというか個人のところと、法人のところと、学校だと思うのですが、今受講の人数イコール売上ですよね。その割合でいうとどこが一番多いのですか。

宮地:今だと大半が個人のお客様ですね。伸びているのは、法人、学校です。個人は最初からやっていたというのが一番大きいかもしれません。

ー 法人のお客様ではどれくらいの規模の会社さんが多いのですか。

宮地:会社さんは東証一部とかの大企業の会社さんもいらっしゃいますが、まず採用されるのは1部門のみのときもございます。

ー 法人の方の研修は普通に営業で売りにいっているのですか。

宮地:そうですね。

講師の採用はどこから?

ー ちなみに講師のレベルが高いという話だったのですが、ネットの英会話の一番いいところが安いところではないですか、一般的なスカイプ英会話とかの強みというのは。でも講師のクオリティを上げてしまうとかネイティブになってしまうと単価が上がってしまうではないですか。そこはどういうところでカバーされているのですか。ベストティーチャーの月額9800円ということを考えると破格ではないですか。そこはどうやって担保されているのですか。

宮地:わかりやすく言ったら日本好きな人とか、二つめの仕事としてオンラインで働きたいと言ってきているところで、クラウドソーシングと一緒で、空き時間を使って、日本人に英語を教えられることに意義を感じる方がいらっしゃるというのが、一番正しい表現かなと思います。

ー なので単価をめちゃめちゃとりにくる先生というよりは。なのでそこがキープできていると。これ先生の獲得というのはどうされているのですか。

宮地:講師募集サイトみたいのがあって、そこに募集をかけると結構集まります。

ー それは別に外部のところで。そういうので募集されていると。

宮地:そうですね。

業界平均で6ヶ月くらいで辞めてしまう生徒さんに10ヶ月使ってもらうために

ー Skype英会話とか、通いの学校もそうだと思いますがこのビジネスって一回入会しても結構早めに辞めちゃう方が多くてそこがこのビジネスの難しいところだと思うのですが、そこはベストティーチャーでも同じですか?たとえばベストティーチャーって色々レッスンってあるのですが、これを1個やったらやめちゃうという感じなんですか。

宮地:そこがこの業界平均でいうと、6か月くらいでやめてしまうのですが、それを10か月に延ばそうということを言っていて。

10月1日にリニューアルを行いまして、そのときに値上げも一緒に。前は5980円だったのですが、それを1万円近くまで引き上げまして、その代わり、値段を上げて質も上げるというところでもちろんレッスンの、講師の質もあげて。かつ一番変わったのが、カリキュラム制というのを導入しました。

そのカリキュラム制というのは、だいたい1か月で10レッスンやりましょうみたいな、そういう目安を提示して、見える化、学習の見える化を行って、1つやったらおすすめのレッスンみたいのがでてきたり、もっとより学習をしてもらうようなサポートを充実させています。

宮地:さっきのご質問で1つやったら終わっちゃうのいうのがあったと思うのですが、そこも1か月10レッスンという区切りに見せて、それでレコメンドしているのですね。それで100レッスンやったらあとは喋れるという言い方をしているので。10レッスン×10か月で100レッスンで。

ー それは分かりやすいですね。目安が分かるので、スカイプ英会話はどれくらいで話せるようになるかなというと、不明なところありますもんね。

宮地:はい。1か月10レッスンを10か月やってもらえれば、できますよということでオススメしてます。

ー 1か月10レッスンじゃなくてもいいのですか。もっと増やすことも。

宮地:もちろん大丈夫ですよ。やる気と時間次第です。

ライティングレッスンでは文章が修正してもらえる

ー ところで、システムの話ですがベストティーチャーのログイン後の画面しっかりしているのですね。

宮地:オンラインの他のサイトに比べたら比較的いいと思ってます(笑)復習部屋とみんなの英会話といって、他の人がどういうスクリプトを作っているのかということもみれるので。こういう見て、自分の解答どうしようかなというときに、人の参考にして作ったり、ただ見て、この人こんな面白い解答してるみたいな、それで楽しんでいる方もいらっしゃいます。

ー それはSNS的になっているということですか。他の人のを見れるというのは。全員のを見れるという感じなのですか。

宮地:もちろん公開と非公開になっていて、公開してもいいという生徒様だけなのですが。

ー ベストティーチャーのライティングレッスンでは文章が修正とかはされるんですよね

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宮地:はい、まず自分で書くときに下にスペルチェッカーというのが、でてきまして、明らかなミスはそこで直すことができて、仮に文法として間違っていなくても、表現がいまいちであったり、もっといい表現があるときに、ネイティブの英語教えるのに洗練した講師が、もっとこういう風にしたらいいんじゃないのみたいのを出してくれて、よりよくなっていくという流れです。

ー この形式ってビジネスモデル特許申請中なんですよね。

宮地:はい、もうちょっとで申請通るとおもいます。

ー スカイプ英会話というと、スカイプで話しているところだけしかみんな想像しないので、そういう軸がでてこないのですが。これはテキストの部分は本質的な競合というかどういうところなのですか。アルクとか。

宮地:ないですね。書くことがいいと考える方は少ないかもですね。

英会話を他人事でなく、自分事にするために

ー このモデルに、至った経緯を教えてほしいのですが。オンライン英会話って、200社とかあってみんな結構考えると思うのですが、なぜここにいったのかということを。

宮地:なんでそういう形にしたのかということなのですが、自分で英語を勉強しているときに、普通の英会話スクールでやっているものだとやりっぱなしになってしまってたり、定着しないということで現に日本人の多くの人は中学生から始まっていて、長い時間英語を勉強していても、全然定着して今満足に英語しゃべれる人って少ないじゃないですか。そういう理由が自分に関係のない他人の英語を学んでいるからだということに気付きまして。

宮地:その他人の英語は何かというと、例えば道端で、外国人に道の説明を求められるみたいなのって日常生活にないじゃないですか。本当に英語が必要な人にとっては、もしかしたらカフェの店員の方で、注文をしたりとか、お礼をいったりとか、説明をするっていうことだけあれば成り立つというふうに考えていまして。関係のないことばかり色々学んでも、実際やる気にもならないし、身にもつかない。

宮地:何を話したいかというところが先にあって、それを英語にするっていうことが効率的でかつ、定着するという考えで、それを実現化するには、数多くの中のシーンの中から自分の必要なシーンを選んで、それに関わる英文をまず自分で作成して、それを練習して、それを実践して、身につけることで本当にその状況になったときに自分がインプットした自分の英語をポンとだすだけで、会話が成り立つということなので、すごく偏った英語をいうことです。

宮地:自分の言うことを書いた方が、覚えるねっていうだけなのですね。海外行ったときに、こいつに起業した経緯を聞きたいときに「なんで起業したのですか。」というのをあらかじめ書いておく。そうすれば言えるじゃないですか。というのを繰り返したら、どんどん自分の英語が貯まっていって、最終的には喋れるようになるということに気付いたのですよ。

ー 「自分ごと(他人事でなく、自分事)」英会話ということ。

宮地:そこをいかに伝えるかですよね。初めての人でも。英語を勉強してない人でもわかるよって言い方をしたのですが。なかなかね。

ー なかなか難しいですよね。自分の問題意識が明確になっている人だったらすごくわかりやすいというか。例えばその話聞きながら、僕だったら思ったのは、海外で外人をナンパするにはどうやってスクリプトを作ればいいのだろうっていう話で。でもそれってここにあるのかよみたいな。それはどうやって作るのみたいのは疑問としてあったのですが。ビジネス的にいうと、もう少しふわっとした人が多いですものね。なんか喋れようになりたいみたいな。

宮地:最大手が25万人のところ数万人なので、まだまだなのですが、ふわっとしたニーズのユーザーは弊社のスクールは難しいかもしれません。。

ー そういう意味では単価を上げたのであれば正解ということですよね。

宮地:本来は最初からそうしないといけなかったかもしれませんが、サービスや講師の品質が上がったのも理由です。

ー 単価をあげて、少ないけど、明確にある人がうまく使えるのがいいというところですね。

宮地:それで明確にある人が歳を重ねるごとに増えていくと思うのですよ。それにお応えしたい。今はニッチだけど、そういう人が2015年、16年、17年、18年と増えていくという見込みです。

ー というふうに舵を切ったと。

宮地:というより今までのがベータ版だと思っています。今の9800円に見合った質の高いサービスを理想としています。

ー でもそういう問題意識からそっちにふっているから、もともとあったわけですものね。途中で気付いたとかではなくて。

宮地:
それの伝え方が下手だったのもあります。

ー 自分の英語に特化したって書いてある。

宮地:特化する必要があるってことに普通の人が気付けない。とりあえずテキスト1冊やろうかなみたいな。

ー これ実際その使った人とかってどうなのですか。評判というか。

宮地:インタビューがウェブサイトの中にあるのですが、この方たちはやっぱりMBAに行きたいであったり、海外に法人を作るみたいなそういう目的がある人がやって、それで実際に成果をあげているという方が多いですね。

海外MBAに合格した事例まで出てきている

ー 実際どうなのですか。効用としては。

受講者の声_池田篤穂様___オンライン英会話のベストティーチャー

宮地:効用としては、一番上の池田さんという方は素晴らしい成果をあげていらしゃる方で。2年くらい利用されて。TOEFLのために2年間勉強して、その途中でベストティーチャーと始められたのですね。そこで点数が急激にのびて、このIESEというMBAに合格なさって、今も行かれて、MBAで勉強なさっている方なのですが。この方が特にいいと言っていただいたのはTOEFLの勉強法なのですが、実際にMBAの時に必要になる英語の面接であったり、実際にしゃべらないといけない場面があるみたいで、そのときに自己紹介であったり、志望理由であったり、そういう英語の面接に関するレッスンも中で入っているので、それを重点的に勉強することで、実際に合格して成果をあげることができたという例と。

宮地:あとは伊藤忠の億田さんという方はフィリピンに留学に行かれていまして、そのあと帰ってきて、英語力維持のために、オンライン英会話としてベストティーチャーを選んでくださっています。ビジネスに関するレッスンを中心にやっていて、ライティングレッスンが、スマホでもできるので、電車の通勤時間にスマホでライティングレッスンをやって、帰ってきたあとに、スカイプのレッスンをするみたいな毎日の流れに。

宮地:そうです。ブラウザの中でできるので、結構手軽にできるというところもユーザーさんからしたら、すごく喜ばれるポイントになっています。

個人、法人に加えて学校法人でもテクノロジーを活用した理想の形が見えた

ー 今後どういう感じで拡大していくイメージなんでしょうか。マイルストーンというか、戦略というか。

宮地:今は学校の先生と力を合わせています。やりたいのは。小、中、高、大全部の、日本中全部の学校が使うという。シェア100%が理想です。

ー そこに今注力している。

宮地:死に物狂いです。

ー そこはあいているのですか。

宮地:あいています。誰も入っていないです。法人は入っているところがいっぱいあるので、学校のオンライン化でシェア100%を目指すというのが、僕が一番やりたいことですね。それしかないと思っています。

ー 学校って始めている学校はちょいちょいでてきているのですか。

宮地:そうですね。私立中高一貫校とか大学がメインです。国公立になると、いろいろ難しいところがあります。

ー それはちょっと違う行き方が必要なのですね。私立も学校的にカリキュラムがあるから大変なのではないですか。入れるの。

宮地:それは大変ですね。

ー 公立からの方が。公立いれたら、全部いっちゃいますもんね。宮地さんは、それどうやっていれるのですか?

宮地:分からないですね。続けていって導入事例を作って、こういう感じですというのを皆様にご提示しています。みんな使っていただければ、先生同士でノウハウの共有もできるはずです。

ー それで学校向けを今やっていると。

宮地:学校向けをやって、大学卒業した時点で英語が喋れない人がいなかったら、もう困らないというのが理想ですね。学校向けをやればやるほど、個人向けと法人向けは需要がなくなるのが理想です。

ー そうなると法人向けは完全に補習サービスみたいになってしまいますものね。

宮地:そうですね。だから下からどんどん突き上げてもらって、うちの新人みんな英語喋れるのだけれどとかっていって、みんなでがんばるのがいいと思っています。

ー これって小、中、高ですか。

宮地:小、中、高、大の4つですね。大学が一番今のところ表面化しています。

ー じゃあ今は大学を主に攻めているのですね。小、中、高って導入が大変なので、大学だったら全然いいでしょうね。

宮地:そうですね。そのうちリリースできると思います。

ー マンモス校が一番いいですよね。でもなんで、学校って今までだれもやっていなかったんですか?

宮地:やっぱり時代の流れですよね。英語は小学校からやるとか、大学はグローバル化になっちゃうとか話もあったりだとか。あとお問い合わせをいただけるようになってきました。

ー なんですかね。英語の必要性があがっているのですかね、問い合わせがくるというのは。

宮地:そうだと思いますね。必要性というより備えなきゃという。直近では必要ないけれどみたいな。そんな気がしますね。

ー 今って英会話市場規模って増えているのですか。

宮地:オンラインだと多分40億円/年ないと思います。だけれど英語教育全体でいうと5000億あります。

ー 学校のところがとれたらどれくらい行くのですか。試算でいうと。

宮地:4000億くらい市場はあります。

ー 4000億!それで利益はどれくらいですか。

宮地:粗利益は70%ですね。

ー 2800億利益ですか。3兆円企業ではないですか。早めに上場してくださいよ。僕株を買いたいよ(笑)

宮地:そのぐらいインパクトのある仕事をしなければいけない。

ー 大学をできるだけ早くとれると一番近道ということですよね。文科省関係ないから。

ベストティーチャーをスタートした当初の話

ー さて、ちょっと話題変わりますがベストティーチャーを始めて、プロダクトを作るのが最初大変だったのではないかなと、思うのですが。

宮地:そこは、「こういうことをやりたい」というコンセプトだけはあったので、着々とすすめました。

ー2011年の11月に会社作って、半年くらいで作ったのですね。ローンチて最初ってお客さんきたのですか。

宮地:もともと事前登録で3000人くらいいたのですね。

ー ?!それはどうやって集めたのですか。3000人って。

宮地:自分の知り合いとかはフェイスブックですけれど、メディア結構いって。色々でて。

ー メディアマーケティングは宮地さんがやったんですか。

宮地:そうですね。そこは昔から命懸けてます。

ー それって実際にどうやって情報をだすのですか。普通にメディアに連絡?

宮地:自分ごと英語のコンセプトだけですね。

ー それを今から作ります、みたいな?それで3000人集まったんだ。

宮地:そうですね。

ー その3000人のうちコンバーションどれくらいなのですか。

宮地:多分20%とかじゃないかな。最初の頃の人が結構根強い。その頃って事前登録サイトとか流行っていたじゃないですか。そんな時期だったので。

ー 5〜600人いたら結構折り合い立ちますよね。5000円でも。

宮地:そっから無料体験して、有料会員になって。初月は売上5万とかでしたよ。

ー でも初月で5万だったらかなりいいと思いますけどね!そのあとはどうやってユーザーを集めたのですか。

宮地:そのあとは広告とかもありますし、あとブログとかもときどき書いていたので。

ー それは時間をかけていったのですね。今までで一番会社で辛かった時期ってどこだったのですか。

宮地:キャッシュがなくなってきたときじゃないですか。2012年の年末とか。

ー ここから半年後くらい。起業からは1年くらいですかね。それで2回目資金調達されたと思うんですが、そのあとは調達しました?

宮地:してないです。今収益化していているので。

ー いつから黒字化ですか。

宮地:今年からです。

ー おめでとうございます。黒字化したのですね。これは出していい情報?

宮地:大丈夫ですよ。全然。オンライン英会話のトップ10校はみんな黒字化していると思います。だからファイナンスにじっくり取り組める。

ー 素晴らしい!!!!!3兆円企業ここから始まりますね。じゃあ2回しかやっていないのですね。まだ。

宮地:一応。でもいろいろ投資しました。

ー 使い切るまでに黒字化できればいいじゃないですか。あとは学校をとるだけ。これは上がる方法としてはもう学校をとるしかないのですか。

宮地:だと思いますね。法人は結構レッドオーシャンですから。

起業するなら、仲間を作ろう。

ー そろそろラストクエスチョン。ウチのメディアはスタートアップをこれから起業したい人向けでやっているので、っていう質問これから起業をするのだったら、自分の失敗経験を踏まえて、これはちょっと気を付けとけよみたいなことってありますか。

宮地:いくつかあると思うのですが一人で起業するのはあんまりよくないと。今まで人生の中でこの人と起業したいなっていうのをいっぱい見つけておくというのは、大事な気がしますね。一人で起業してそこからやっていくのはよくないですよ。

ー 最初一人だったから?

宮地:そうですね。

ー 宮地さんみたいにフェイスブックマーケティング、それ以外だったらどんな方法がありますかね?

宮地:友達の紹介。会っておくと。めっちゃ大事ですね。人がいないと何も始まらないので、そこが一番。お金はあとからついてくるのかなと。友達というか今まで出会った人で、こいつと一緒に起業したいなっていうリストを作っておけということですね。心の中で作っておけと。こいつはこれやってくれそうだなとか、でタイミングを見計らってやろうぜっていう、それが大事ですね。

ー 分かりました。いただきました。ありがとうございます。

まとめ

インタビュー内容をそのままお届けしましたが、いかがだったでしょうか?市場の空いているところを見つけてまず独占するというのはPayPalの創業者であり投資家のピーターティールが著書「ゼロ・トゥ・ワン」で書いていたことですが、それに通ずるところがあると思います。個人的にはベストティーチャーはもっともっと伸びるポテンシャルがあると思っていて、それは、数ある英語学習サービスの中でもダントツに「日本人が英語が出来ない」という問題に対して宮地さん、チーム、そしてプロダクトがしっかりと向き合っているからです。

参考URL:ベストティーチャー http://www.best-teacher-inc.com/