先日、Facebookの初期バージョンについての記事を書きましたが、他のサイトもどうだったか見たいっていう声があったので、WaybackMachineを使って調べてみました。
Yahoo.com(1996)
初期からコンテンツがかなり豊富なイメージ。なお、日本版Yahoo!もサービス開始同年(1996年)から開始されており、孫さんの先見の明のスゴさが分かります。
Google(1998)
検索結果数があったり、メルマガ登録フォームがあったり、著作権表記がスタンフォードだったり。
Skype(2003)
1990年代に比べると洗練されているSkypeの初期ページはさすが北欧出身サービス。いろいろなカラーをABテスト的に変えていたみたいです。
MySpace(2004)
一世風靡したMySpaceは、かなり何でも機能が入っていたイメージ。
mixi(2004)
なんと、mixiさん(当時はイーマーキュリーさん)は2004年時点で(Facebookより2年も前に!)、速攻でMySpaceを参考にmixiを作ってたんですね。この写真、相当懐かしいですよね。でも、これだけだと情報が少なすぎて当時はなんのサイトなのかちょっと良く分からない、出会い系サイトっぽい印象を持ったかもしれません。
GREE(2004)
GREEも2004年!mixiと比べてひたすら文字でソーシャルネットワーキングサイトとは何か、というのを書いてます。真面目な感じが伝わりますね。当時は現CEOの田中さんがひたすら1人でサービスを開発していたらしいです。すごいですね。
Twitter(2006)
Twitterはモバイルに特化していたのでデザインが入ってないんだと思われる(日本のガラケーサイトみたいいなイメージ。)下のほうのmore from the public timelineの方にはロゴ付きの画面が出て来てくる。
200の公開ポストだけ見れる。この時点(2006年10月6日)ではテストを含めて5万件くらいのポストがあったということが書いてあるね。
Dropbox(2007)
事前登録ページ。超シンプル。
LINE(2011)
LINEはほんとスゴい勢いで伸びましたので、このキャプチャが取得出来た2011年6月とかには既にユーザー数が数十万人くらいはいたタイミングかもしれません。当時からグループチャット推しだったんですね。
Uber(2011)
ひたすら車押し。なんとなく車とドライバーが関連していることはわかる。テッククランチで何か良いと言われたこともわかる。これを見てから現在のUberを見ると、進化しすぎててヒエー!となる。
実はOne More Thingがありまして。。。
上記GREEのページは2004年4月のキャプチャなんですが、その2ヶ月前にローンチ前のキャプチャが残っていました。それがこちら。
カッコいいですね!「人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになることができる」という「六次の隔たり(Six Degrees of Separation)」から名前を採っていますよ、という。これがプロダクトローンチ前に書いてあったっていうのはめちゃくちゃカッコいいですね!調べてて、一番感動しました。
皆さんも、気になるあのサイトの初期の姿を見てみてはいかがでしょう?